Quantcast
Channel: 【移転しました】旧 Saya Cinta Malaysia
Viewing all articles
Browse latest Browse all 278

暑いマレーシアで、真っ赤なバジュソンケッを纏って結婚式

$
0
0
2018年11月24日、マレーシアで結婚式を行いました。

        

マレーシアのマレー系の結婚式は、新郎新婦それぞれの実家もしくはその土地のどこか会場にて行います。最近は、二カ所でそれぞれ式を行うことは無駄という考え方もあったりして一回で終わりにする方も増えているようですが。この8月に東京でニカー(イスラム婚姻誓約式)を行いましたが、ハムザの実家であるマレーシアのメラカでのお披露目はこの日に。伝統的なマレースタイルの結婚式で、参列者も800人を想定するとか笑、なんせ派手さや規模がすごいので、やっぱりマレーシアでの式がメインだね、という感じでした笑。

    

    

ニカーの時は白のバジュクルンを着ましたが、マレーシアの結婚式では何色を着てもいいので、今回は真っ赤で!

    

私は普段、服を始めとして小物に至るまで赤というカラーを自分で選ぶことはなく…。衣装を決める際にハムザから赤とか黄色はどう?と言われても最初はピンと来なかったのですが、試着をしてみて案外悪くないな、と思い。何よりハムザが「情熱の赤だよ~。燃える赤だよ~。」と、ずいぶんと赤推しで笑。あとは、せっかく一生に一度の機会なので、マレーシア伝統の生地であるバジュソンケッでできているものを着たいという希望もあり。

着てみたら、思いがけずお互いしっくりきたし、ハムザは褐色の肌色にとても似合っていてすごーく男前で本当にカッコよかった~。メラカらしい赤色の衣装っていうのもいいかもと思い、真っ赤にゴールドをあしらったバジュソンケッで決まりました。

        

バジュソンケッはものすごくしっかりと織っている生地なので、超~~~暑いんですよ…!!南国のマレーシアでこんな分厚い衣装着るとか、なんかの罰ゲームなの!?って思うくらい大変だった笑。マレーシアのカンポンスタイルの結婚式は、ずっと屋外で事が進んでいきます。もちろんテントや家の屋根の下なので日陰にはなっていますが、そうは言っても外ですからね…。ちょっと緊張したりすると汗が出てきて大変でした。でも、不思議なもので結婚式という緊張の場にいるからなのか、汗はかくんですけど身体も顔も、目に見える部分に汗は出てこないんですよね。気合いで抑えてるのかな笑。こういう時の緊張感からくる女性の、美を守らねば!みたいな気合いって実はすごいんだな~と我ながら感心しました。ハムザはずーっと汗ダラダラだったけどね。

当然ですが、マレーシアでの結婚式は私にとって何から何まで初体験なことだらけで、終始ハムザが隣にいてくれて教えてもらって、ついていく、という感じでした。何の事前打合せもなくて(聞いてもハムザは「その場でやってみないと分かんないから、説明しても分かんないしさー」という返事ばかり…笑)、その時になって「○○をやるから座って」「次はこれ」という感じでハムザが手をつないでくれて引っ張ってくれる、という、まあなんていいますか、私の人生そのものみたいな行きあたりばったりな一日で、「ああ、マレー人と結婚したんだな~」と改めて思える、とても面白く楽しい一日でした。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 278

Trending Articles