台湾は何度も訪れている大好きな国ですが、最近は台湾高速鉄道や日本からのLCCが高雄へも飛び始めたこともあり、好きな南部へ直行することが多く、台北に立ち寄ることが少なくなっていました。
でも、今回の旅は短い日程だったこともあって台北滞在のみで、一日歩いて疲れた足と身体をほぐすべく、夜は必ずマッサージへ行っていました。2011年の旅の時に行ってみたマッサージ屋さん「楽天養生会館（南京店）」。おそらく台北に行く日本人なら誰もが知ってるのではないかな、と思うお店だし、実際お客さんも日本人がとても多いです。
台湾でも日本でもマレーシアでも、いろいろなマッサージ店に行きましたが、私はここで受けるマッサージが一番身体に合います。もちろん、誰でもいいというわけではなく、ご年配の男性のパンさんか、少し若い黄さんが上手で気に入っています。そして、ここに来る理由のもうひとつが、その黄さんと、受付をしてくれるお母さん。
黄さんは、私が初めてこのお店を訪れた時に少しおしゃべりをし、それから1年後に訪れた時にちゃんと顔を覚えていてくれて、「前に来たことあるよね？」と声をかけてくれました。いつもマッサージをしてもらいながらおしゃべりをして、3度目くらいに訪れた時に、「明日朝ごはん連れて行ってあげる～」と誘ってくれて、美味しい豆漿のお店へ連れて行ってくれて、その後は朝市にも。メールもSNSもあまりやらない人なので、私がお店に行った時しか話せないにも関わらずちゃんと私を覚えていてくれて、時間があるとご飯食べよう～と誘ってくれる、とても優しい人なのです。
今回で会うのは6回目くらい。今回もふらりと夜に訪れたら、他のお客さんの施術をしながら顔を上げた瞬間、「あー！久しぶり～！」と。ちゃんと覚えていてくれました！嬉しいですね、こういうの。ちょこっとおしゃべりをして、今回の滞在予定を聞かれ、そのうちふらりといなくなってしまいました。そして、戻ってきたら何やら袋を持っていて…。「これ、美味しいから食べてね！」と差し出されたのが、とっても美味しそうなぷるぷるエッグタルト！
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今回、私の滞在日程は短く、黄さんも週末はお店が混むのであまり時間がなく。「ご飯食べに連れて行ってあげたいけど、ちょっと無理だから、これ食べて！」と…。びっくりしたけれど、とっても嬉しかったです！本当に気持ちがあったかい人なんだなあと思って。話し方もとても和らかで、たくさんのお客さんから好かれている黄さん。今回はちょこっとしか会えなかったけれど、また台北でゆっくり会えたら嬉しいな～と思ったのでした。ホテルに戻ってから、夜食に（って、夜市でもたくさん食べたんですけど…）いただきました。卵の風味がたっぷりで、本当に美味しかったです。
そしてもう一人、このお店には看板お母さんとも言える受付を一手に引き受けているお母さんがいるのですが、私はこのお母さんが大好きです。日本語も少し話せるので、マッサージを待っている間もいろいろと話しかけてくれる優しいお母さんなのですが、実はこのお母さんも、私が二度目にお店を訪れた際に「あなた、前にも来たよね？」と。毎日たくさんのお客さんが来るのでしょうに、すごい記憶力です！二度目に訪れた時、私は少し痩せていたのですが、それもちゃんと気がついて「少しほっそりしたよね？」と話しかけてくれました。いつもニコニコとしていて、本当に可愛らしい女性なのです。話していると安心するんですね。
乳がんの手術をした後、最初の復帰旅行は実は台湾だったのですが、その時にもこのお店を訪れました。当時の私、たぶん人生で一番くらい体重が落ちていた時で、久しぶりに会ったお母さんは私の変化にちゃんと気が付いて…。「ずいぶん痩せたわ。大丈夫？」と。健康的なダイエットで落とした体形変化と、病気などで体重が落ちた時とでは、やはり頬のこけ方とかどこか健康的ではない感じが伝わるのでしょう。マッサージ店でたくさんの人の身体も見ていたら、やっぱり分かるのでしょうね。すごいなあと思いました。「実は…」と話したら、とても心配してくれて、でも「また元気に台湾に遊びに来てね」と言ってくれました。もちろんそのこともちゃんと覚えていてくれて、先日訪れた際には黄さんと二人で、「あなた、とっても元気そうになったわ！あと少しね、頑張って！」と何度も声をかけてくれて、本当に嬉しかったです。
台北にはマッサージ店は本当に山のようにあって、値段も技術もいろいろで。探せばいいお店もいっぱいあるのは分かっているのですが、もう私にとっては台北でほっとしたい、となるとこのお店しか浮かばず（笑）。ちょっと離れたところにホテルをとっていても、ついつい来てしまう行きつけのお店になってしまいました。安心してマッサージが受けられるのはもちろんだけれど、やっぱり会いたい人がいるというのがいいなあと。
私の旅は、マレーシアでも台湾でも、いつも「会いたい人」が道中のどこかにいて、ひとり旅ではあるけれど、温かい気持ちを分けてもらいながら、前に進んでいるのだな、と思うのでした。
でも、今回の旅は短い日程だったこともあって台北滞在のみで、一日歩いて疲れた足と身体をほぐすべく、夜は必ずマッサージへ行っていました。2011年の旅の時に行ってみたマッサージ屋さん「楽天養生会館（南京店）」。おそらく台北に行く日本人なら誰もが知ってるのではないかな、と思うお店だし、実際お客さんも日本人がとても多いです。
台湾でも日本でもマレーシアでも、いろいろなマッサージ店に行きましたが、私はここで受けるマッサージが一番身体に合います。もちろん、誰でもいいというわけではなく、ご年配の男性のパンさんか、少し若い黄さんが上手で気に入っています。そして、ここに来る理由のもうひとつが、その黄さんと、受付をしてくれるお母さん。
黄さんは、私が初めてこのお店を訪れた時に少しおしゃべりをし、それから1年後に訪れた時にちゃんと顔を覚えていてくれて、「前に来たことあるよね？」と声をかけてくれました。いつもマッサージをしてもらいながらおしゃべりをして、3度目くらいに訪れた時に、「明日朝ごはん連れて行ってあげる～」と誘ってくれて、美味しい豆漿のお店へ連れて行ってくれて、その後は朝市にも。メールもSNSもあまりやらない人なので、私がお店に行った時しか話せないにも関わらずちゃんと私を覚えていてくれて、時間があるとご飯食べよう～と誘ってくれる、とても優しい人なのです。
今回で会うのは6回目くらい。今回もふらりと夜に訪れたら、他のお客さんの施術をしながら顔を上げた瞬間、「あー！久しぶり～！」と。ちゃんと覚えていてくれました！嬉しいですね、こういうの。ちょこっとおしゃべりをして、今回の滞在予定を聞かれ、そのうちふらりといなくなってしまいました。そして、戻ってきたら何やら袋を持っていて…。「これ、美味しいから食べてね！」と差し出されたのが、とっても美味しそうなぷるぷるエッグタルト！
今回、私の滞在日程は短く、黄さんも週末はお店が混むのであまり時間がなく。「ご飯食べに連れて行ってあげたいけど、ちょっと無理だから、これ食べて！」と…。びっくりしたけれど、とっても嬉しかったです！本当に気持ちがあったかい人なんだなあと思って。話し方もとても和らかで、たくさんのお客さんから好かれている黄さん。今回はちょこっとしか会えなかったけれど、また台北でゆっくり会えたら嬉しいな～と思ったのでした。ホテルに戻ってから、夜食に（って、夜市でもたくさん食べたんですけど…）いただきました。卵の風味がたっぷりで、本当に美味しかったです。
そしてもう一人、このお店には看板お母さんとも言える受付を一手に引き受けているお母さんがいるのですが、私はこのお母さんが大好きです。日本語も少し話せるので、マッサージを待っている間もいろいろと話しかけてくれる優しいお母さんなのですが、実はこのお母さんも、私が二度目にお店を訪れた際に「あなた、前にも来たよね？」と。毎日たくさんのお客さんが来るのでしょうに、すごい記憶力です！二度目に訪れた時、私は少し痩せていたのですが、それもちゃんと気がついて「少しほっそりしたよね？」と話しかけてくれました。いつもニコニコとしていて、本当に可愛らしい女性なのです。話していると安心するんですね。
乳がんの手術をした後、最初の復帰旅行は実は台湾だったのですが、その時にもこのお店を訪れました。当時の私、たぶん人生で一番くらい体重が落ちていた時で、久しぶりに会ったお母さんは私の変化にちゃんと気が付いて…。「ずいぶん痩せたわ。大丈夫？」と。健康的なダイエットで落とした体形変化と、病気などで体重が落ちた時とでは、やはり頬のこけ方とかどこか健康的ではない感じが伝わるのでしょう。マッサージ店でたくさんの人の身体も見ていたら、やっぱり分かるのでしょうね。すごいなあと思いました。「実は…」と話したら、とても心配してくれて、でも「また元気に台湾に遊びに来てね」と言ってくれました。もちろんそのこともちゃんと覚えていてくれて、先日訪れた際には黄さんと二人で、「あなた、とっても元気そうになったわ！あと少しね、頑張って！」と何度も声をかけてくれて、本当に嬉しかったです。
台北にはマッサージ店は本当に山のようにあって、値段も技術もいろいろで。探せばいいお店もいっぱいあるのは分かっているのですが、もう私にとっては台北でほっとしたい、となるとこのお店しか浮かばず（笑）。ちょっと離れたところにホテルをとっていても、ついつい来てしまう行きつけのお店になってしまいました。安心してマッサージが受けられるのはもちろんだけれど、やっぱり会いたい人がいるというのがいいなあと。
私の旅は、マレーシアでも台湾でも、いつも「会いたい人」が道中のどこかにいて、ひとり旅ではあるけれど、温かい気持ちを分けてもらいながら、前に進んでいるのだな、と思うのでした。