クアラ トレンガヌは住民のほとんどがマレー系というマレータウンですが、町の端っこに小じんまりとチャイナタウンがあります。普通に歩いたら10分もかからず通過する小さな通りではありますが、マレータウンの中でたくましく頑張っている華人さんのお店が軒を連ね、肉骨茶やビールを求める外国人も集まっていたりします。
このチャイナタウンにある「新品香茶餐室」というコピティアムで、とても美味しいふわふわカヤサンド(Kaya Bun)をいただきました。
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友人と店の前を通り一度は通り過ぎたものの…。店内で良い感じにくつろぐ華人のおじさま達の様子や、活気がある感じが気になって引き返しました。もちろん華人のコピティアムなので豚肉メニューも満載ぽい店構えでしたが、せっかくなので入ってみることに。
店内に入るとすぐ、女将さんかなと思われるちゃきちゃきした年配の華人女性が声をかけてくれて、「大丈夫よ、ハラールのメニューもあるよ!」と。私が友人と日本語で話していることに気が付き「日本人なの?どこから来たの?」と聞いてくれて、そのうち周りでご飯を食べながらおしゃべりに興じていた華人のおじさま達も私に興味を抱き、「日本人か?マレー語できるのか?」と話しかけてくれたり。こういうマレーシアの街角の雰囲気がたまらなく好きです。マレーシアを旅していて一番楽しい時間と言ってもいいかも。
さて、何を食べようかと迷い…。友人はまだ食べていなかったチャークイティオに。先ほどの女将さんが横についてくれていたので「チャークイティオは豚入ってるよね?」と聞くと、「入ってるよ~。避けて食べる?」と笑っていました!結局、お店の前に貼ってあって気になった「Kaya Bun(カヤブン)」が食べたいな~と注文しました。
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カヤトーストとの違いは、パンがフワフワで表面だけうっすらこんがりと炭火で焼いている点です。私はカリッとしたカヤトーストよりもこのふわっと感が残るタイプが好きなのです。バターとカヤジャムが添えられてきますので、パンが熱いうちに間に塗って挟みます。私が写真を撮ったりともたもたしていたら、女将さんが登場して「ほれ!早く塗らないと!」と半分手伝ってもらいながら迅速に塗りました。
パンが熱々なのでバターを挟むとすぐに溶け始め、カヤジャムと混ざってしみしみになるのですが、頬張るとじゅわっとあふれ出て、これが!とても美味しい!!そして何より、カヤジャムが美味しいのです…!!フレッシュな出来立てカヤジャムのようで、卵の味が濃くてたまらん美味しさでした。パンもふわふわでバターがしみて、それはもう至福の味に。
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このパン、15cm以上四方くらいの結構大きく分厚いパンなのです。別のお店で朝ご飯にナシ ダガンを平らげた後だったのですが(そう、実は二度目の朝ご飯…)、あまりに美味しくてパクパクと食べてしまい、あっという間に完食してしまいました…。本当に美味しかった。これを食べに、またトレンガヌに行きたいくらいです。
食べている間も女将さんが話しかけてくれたりして、とても良くしてもらいました。華人さんのお店なので、ヒジャブを巻いた私は正直結構目立っていて笑、お店に入ってすぐは皆、「え?マレーなのにここに入ってくるの?」という好奇の目で見られていることは気が付いていました。(マレーシアで華人のお店に入るといつもそうなので、もうこちらは慣れているのだけど) でも、女将さんが周りのお客さんに「この子は日本人なんだって。マレー人と結婚してるのよ」とか「マレー語も分かるよ」とあれこれ紹介してくれたおかげで、皆さんが私達に話しかけてくれたり笑顔を向けてくれたことも、とても嬉しかったです。
マレーシアを歩いていて一番好きな時間はこういう時間だよな、としみじみ、そして再確認のようにマレーシアへの溢れんばかりの愛情を感じてしまった「新品香茶餐室」でした。
ちなみにこの「新品香茶餐室」、営業時間は朝6:30から11:30。午前中で閉店してしまいますので、クアラ トレンガヌに滞在した際にはぜひ、朝ご飯を楽しみがてら訪れてみてください。
このチャイナタウンにある「新品香茶餐室」というコピティアムで、とても美味しいふわふわカヤサンド(Kaya Bun)をいただきました。


友人と店の前を通り一度は通り過ぎたものの…。店内で良い感じにくつろぐ華人のおじさま達の様子や、活気がある感じが気になって引き返しました。もちろん華人のコピティアムなので豚肉メニューも満載ぽい店構えでしたが、せっかくなので入ってみることに。
店内に入るとすぐ、女将さんかなと思われるちゃきちゃきした年配の華人女性が声をかけてくれて、「大丈夫よ、ハラールのメニューもあるよ!」と。私が友人と日本語で話していることに気が付き「日本人なの?どこから来たの?」と聞いてくれて、そのうち周りでご飯を食べながらおしゃべりに興じていた華人のおじさま達も私に興味を抱き、「日本人か?マレー語できるのか?」と話しかけてくれたり。こういうマレーシアの街角の雰囲気がたまらなく好きです。マレーシアを旅していて一番楽しい時間と言ってもいいかも。
さて、何を食べようかと迷い…。友人はまだ食べていなかったチャークイティオに。先ほどの女将さんが横についてくれていたので「チャークイティオは豚入ってるよね?」と聞くと、「入ってるよ~。避けて食べる?」と笑っていました!結局、お店の前に貼ってあって気になった「Kaya Bun(カヤブン)」が食べたいな~と注文しました。

カヤトーストとの違いは、パンがフワフワで表面だけうっすらこんがりと炭火で焼いている点です。私はカリッとしたカヤトーストよりもこのふわっと感が残るタイプが好きなのです。バターとカヤジャムが添えられてきますので、パンが熱いうちに間に塗って挟みます。私が写真を撮ったりともたもたしていたら、女将さんが登場して「ほれ!早く塗らないと!」と半分手伝ってもらいながら迅速に塗りました。
パンが熱々なのでバターを挟むとすぐに溶け始め、カヤジャムと混ざってしみしみになるのですが、頬張るとじゅわっとあふれ出て、これが!とても美味しい!!そして何より、カヤジャムが美味しいのです…!!フレッシュな出来立てカヤジャムのようで、卵の味が濃くてたまらん美味しさでした。パンもふわふわでバターがしみて、それはもう至福の味に。

このパン、15cm以上四方くらいの結構大きく分厚いパンなのです。別のお店で朝ご飯にナシ ダガンを平らげた後だったのですが(そう、実は二度目の朝ご飯…)、あまりに美味しくてパクパクと食べてしまい、あっという間に完食してしまいました…。本当に美味しかった。これを食べに、またトレンガヌに行きたいくらいです。
食べている間も女将さんが話しかけてくれたりして、とても良くしてもらいました。華人さんのお店なので、ヒジャブを巻いた私は正直結構目立っていて笑、お店に入ってすぐは皆、「え?マレーなのにここに入ってくるの?」という好奇の目で見られていることは気が付いていました。(マレーシアで華人のお店に入るといつもそうなので、もうこちらは慣れているのだけど) でも、女将さんが周りのお客さんに「この子は日本人なんだって。マレー人と結婚してるのよ」とか「マレー語も分かるよ」とあれこれ紹介してくれたおかげで、皆さんが私達に話しかけてくれたり笑顔を向けてくれたことも、とても嬉しかったです。
マレーシアを歩いていて一番好きな時間はこういう時間だよな、としみじみ、そして再確認のようにマレーシアへの溢れんばかりの愛情を感じてしまった「新品香茶餐室」でした。
ちなみにこの「新品香茶餐室」、営業時間は朝6:30から11:30。午前中で閉店してしまいますので、クアラ トレンガヌに滞在した際にはぜひ、朝ご飯を楽しみがてら訪れてみてください。